2009.6.14

振り返って…

お疲れ様でした。
一人で帰る予定でしたが、今回お手伝い頂いた方を乗せて帰ることになり、深く考えずに帰れることができました。
今、今回のレースを振り返って思う事。
“僕は真剣にレースをしている”
と、改めて実感致しました。
今回、金曜日から鈴鹿に入り、土曜日、日曜日と共に頑張ってくれた仲間と応援してくれた皆様に心から感謝致します。
予選でまさかの出来事が起こり、頭の中は真っ白になりました。
全てが一瞬で終わった瞬間でした。
しかし、普通なら諦めることも僕は、いや、僕たちは諦めませんでした。
バラバラになったマシンを明日の朝には治そうと。
沢山の人が協力してくれました。
一生懸命に明日の決勝を目標に頑張りました。
レースは僕自身の自己満足で終わりを決めれるものではなく、明日を楽しみにしている人たちや、チームスタッフの思いがたくさん詰まってるんやって思いました。
壊れたから諦めるのは簡単だけど、諦めて納得はできませんでした。
鈴鹿のピットには夜の11時になっても明かりは灯り続け、僕たちだけじゃなく一生懸命に頑張ってるチームがたくさんありました。
しかしその時点でも、僕たちはまずは材料がまったく足りず、修復作業にかかれる段階ではなかったのです。
ひとつひとつの部品を色々な人に連絡し探しましたが、最後の最後にリタイヤという決定打を知ってしまったのです。
JSBというクラスの偉大さを心から痛感した瞬間でした。
一人のライダーは僕のマシンを使って下さいまで言ってくれました。
ものすごく嬉しくて嬉しくて…
しかし、それじゃあ僕のレースじゃないんです。
自分のマシンをグリッドに並べてこそ自分のレースなんやって…
諦めるのも勇気とある人に言われました。
諦めることはものすごく勇気のいることで、明日が来なければいいのにとまで思いました。
300Km耐久という大舞台の中で、弱小チームの僕たちが大袈裟やという人もいるかもしれませんが、大小関係なく“真剣”とはこいうことなんだと思います。
明日のためにどれだけの人が協力し、どれだけ頑張ってきたのかを考えると諦める勇気はなかなか難しいんです。
最後の最後まで必死であがきましたが、現実を受け止めました。
夜中まで僕とペアライダーは諦めずに挑みました。
リタイヤを覚悟したあと静まり返った鈴鹿で熱いものがこみ上げて溢れ出しました。
その時、実感しました。“真剣にまだ俺、レースやっとるわ”と。
GP125時代以来の感情に自分でもびっくりしましたが、なぜか嬉しかったんです。
まだ、やれる。お前はできる。俺はできる。
今回のレースは本当に勉強になりました。
この悔しさを力に変えて明日からまた一歩を踏み出そうと思います。
もう少しご迷惑をかけますが皆様よろしくお願いいたします。
結果を出せるよう一歩踏み出します。
今回お世話になった皆様、心からお礼申し上げます。
本当にありがとうございました。
そして鈴鹿まで駆けつけて頂いた皆様本当にありがとうございました。
観客席から観た決勝レースには、爽快に最終コーナーを立ち上がってく自分の姿が映っていたっけな♪