2013.8.4

☆ 2013 鈴鹿8耐 決勝 奮闘記 Take2 ☆

おはようございます!
昨日、仕事から帰宅したのがAM4時半という本日日曜日(^○^)
眠いのは当たり前なので、諦めて本日も頑張って行きましょう!!
2013 鈴鹿8耐 写真整理がぼちぼち整ってきたので、続編へいきたいと思います♪

今回の僕のポジションは第3ライダー。
決勝直前でも心に余裕があるポジションですが、第3ライダーの役目は意外と重要なポジションなんです。
エースライダーと第二ライダーのサポート役的な存在。
このマシンを何があっても8時間走らせ続ける。
マシントラブル、転倒と、8時間の間にたくさんのドラマが存在する鈴鹿8耐。 スプリントでは考えられない事が当たり前に起こりうるのが耐久レース。

ゼッケン72 YAMAHA R-1 IMT SATO RACING いよいよ出陣です!
毎回、鈴鹿8耐のスタートは本当にワクワクします(*^_^*)
たくさんのお客さんとMCのマイクでカウントダウンが始まります!
10.9.8.7.6.5.…
4…

63台のマシンが一斉にスタート!
静まり返った鈴鹿サーキットに一斉に響き渡る爆音と共に、走りだす瞬間がたまりません!
僕達のマシンは耐久用ガソリンタンクと言えど、周りのチームと比べて容量が小さいので、ライダー交代のタイミングも自ずと早くなります。
予定走行時間は45分程度。
周にして20周弱といったところでしょうか。 僕の経験から20周を超えたあたりから体力の消耗が激しくなっていくので、20周程度ならまだ安心です。
実際にライダーはホームストレートを通過する際、ピットから提示されるサインボードを確認してPIT INのタイミングを計りますが、今回はマシンのガソリンメーターが基本的に優先ということで、ライダー自身の合図でPIT INします。

第一ライダーの佐藤選手、第二ライダーの稲垣選手とスタートから順調な滑り出し♪
僕の1回目の走行はPM1時半くらい。
その間、たくさんの応援団がPITに駆け付けてくれて、僕にプレッシャーを与えてくれました(笑)

PIT待機は作業や走行の邪魔になるので、ある程度の時間が来るまではパドックに停車しているハイエース君の荷台で順番を待ちます(*^_^*)
一心も暑い中、オヤジに付き合ってくれてサンキュ!です☆
そしてスタート開始から1時間半が経過し、いよいよ出番です♪

何度やっても、1回目の走行はやはり緊張しますね(>_<)
8時間を通して、何度か走行を交代で繰り返すのですが、やっぱり1回目の走行が一番大変。
朝のフリー走行でウォーミングアップをしてるので、まだマシなんですが疲れは1番出ます。
ヘルメットの後ろから出てるホース。気になりませんか?
これは走行中に水分補給ができるスグレモノなんです(^○^) レーシングスーツの背中に膨らんだコブがあります。その中に水分の入ったバックが入っていて、ヘルメットの内側に吸い口が仕込んであります♪
後半に暑さと疲労で体に異変が起こった時に、一口、二口水分補給するだけで、ぜんぜん違うんです! よし!行くぞ!とモチベーションが保てたりするんです(^○^)
そして第二ライダーの稲垣選手がPIT IN サインが出され、いよいよ走るぞ~!って感じです(^○^)
そしてコースIN! 
限られた条件下で自分ができる精一杯をコース上で頑張る時!

この瞬間の為に、たくさんの人が一生懸命にマシンやチームを作り、汗だくで応援してくれてる方々が居て下さる。
感謝を頑張りで返すのが当たり前です。

安定したタイムと走りが僕に求められる一番の条件。
スプリントレースなら単純に前にいるマシンを抜けばいい。
耐久レースは一概にそれが正しいとは言えない。
一番大切な事は、8時間走りきると言う事。
その中で、順位があって、結果に繋がる。
無理をして転倒… これは避けなければいけません。 が、しかし、僕の経験上、自分が無理をしなくても他車の転倒に巻き込まれて転倒もたくさんしてきました。
交通事故と一緒ですね(笑) 予期せぬ事態はいつ起こりうるか解らない。
様々な事を考えマシンを走らすのは意外と大変。
自分与えられた使命を果たすべく、僕は走りました!
続編に続く…♪