2013.12.11

☆ NSF125 engine 前編 ☆

お疲れ様です(*^_^*)
Minimoto4時間耐久で壊れるべくして壊してしまったNSF。
本当に悔しい思い出となりましたが、悔しさをバネに再燃焼したいと思います!
来年からは鈴鹿ミニモトOPENクラスでの4時間耐久はなくなりましたが、岡山やその他のサーキットではOPENクラスでの耐久はたくさんあります♪
鈴鹿がなくなったから終わり!ではないのです!
ミッションをカートコースに組み代えれば、ミニバイクコースでもレースはできますし、壊れたからといってこのまま放置なんてできません(>_<)
まずは、リタイヤしたエンジンがどういう状態となったかが肝心なポイント。
レース終了後すぐにエンジンは解体作業にかかりました。 壊れた原因は必ずあるからです。
エンジンを開けて行くと… 開いた口が塞がらないどころの状況ではありませんでした。。。
あまりの衝撃に気を失うかと…(笑)
ヘッドカバーを外して、カムを外して、ヘッドをめくると待望のピストンとご対面~♪
の、はずが!
ピストンが見当たりません…(+o+)
どこかに消えていってます(笑)
マフラーを外すと、エキパイからバルブっぽいシイタケみたいなのが、コロリ…。。
ここまで壊れるか?と自分を疑いたくなる結果でした。
ヘッド、シリンダー、ピストン周りはご臨終確定ですね。
残すは腰下ですが、恐らくクランクはご臨終。 クランクケースも恐らく…。
恐る恐るバラしていくと…

クラッチケースカバーを外すと想像通りのアルミ達。
ケース自体は大丈夫かな?なんて少ない望みをかけて見ましたが…


ゲツ!
ここまで綺麗に割れるんですね(笑) もうこの時点では、残念な気持ちより笑うしかない気持ちMAXです!

ということで、生き残ったのは、クラッチ周りとミッションKITぐらいですね。
状況から考えて、恐らくオイルの油膜切れが一番の原因と思います。 なぜ油膜切れを起こすのかは後程じっくり検証します。


気を取り直して、復活準備へ!

かなり痛い出費ですが、仕方ありません。壊したんだから元に戻す!
レース予定は当分ないので、じっくりコトコト作っていきます。
まずはクランクケースの面取りと合わせ面を出します。

そしてOPENエンジン製作には必要不可欠でもあるオイルラインの加工も施工OK!
真剣にエンジンを作る為、作業場を作ったのはホントの話。。。
どれだけのエンジンが出来るかは未知数ですが、丁寧に落ち着いて組み上げればそこそこのエンジンはできるでしょ(*^_^*)
クラッチハウジングも想像以上にダメージが…(+o+)

GP125時代を思い出す作業…(笑)
次回は新品に交換決定ですね! クラッチ、フリクションプレートはレース前に新品に交換していたので、まだまだ使用範囲なのでOK♪
ネクト製 鈴鹿6速スペシャルミッションも点検した結果、使用可能。
シフトドラムは少しアタリがありましたが、使用範囲内なのでセーフ♪

ケースにミッションをセットします(*^_^*)
メイン、カウンター、シフトドラム挿入♪ 一発で決まれば嬉しい瞬間! 
もちろん3回目で成功です(笑)

APEX加工されたシフトフォークシャフトを装着。
純正と比べると、滑らかさにニンマリ(*^。^*)
新調させて頂きましたヨシムラクランクシャフト。

さすが新品。
次は長持ちさせるからね~(笑)

だんだんとエンジンらしくメカメカしてきましたよっ!

ストレスなくピタッと被せてとりあえすOK!
To Be Continued……….